CASSIOPEIA FIVA
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since 2000.11.20
せっかく買ったのでなんとなく作ってみました。といっても、内容はまったく未定、
不確定、いい加減です。
CASIO
が作ったはじめてのWindows9x系ノートパソコンです。
本家ページは
こちら
FIVA
の箱の中身は
こんな感じです。
標準バッテリ、ACアダプタ、モジュラー変換ケーブル、Windows98 CD-ROM、
リカバリCD-ROMが付きます。
リカバリCD-ROMはFIVA専用のソフトが入っているタイプです。
HDDイメージが入っているのではないので、必要なものだけを再インストールできます。
それと、98年内はキャンペーンということで、32MBの増設RAMも付いていて
(自分で増設する必要あり)、合計64MBになります。
FIVAはちょっとケチで、
FDD、CD-ROMが付いていません。
さらに、FDDはポートリプリケータがないと繋がらないという
結構詐欺くさい仕様となってます。
次に
FIVA
の中身です。
これはFIVAのキーボード部分を外した状態です。
HDDのコネクタを外せばHDDを取り外すことができます。
FIVAを買う人は必ず既にデスクトップなどの他のマシンを持っていると思います。
そこで、データ交換が必要になるわけですが、これが結構やっかいです。
それでは以下にデータ交換の方法を示します。
- フロッピー
-
これが一番まともな方法でしょう。
しかし、FIVAでフロッピーを使うにはドライブだけでなく、ポートリプリケータも
必要です。
そのため、合計2.5万円の出費になって結構痛いです。
- CD-ROM
-
CD-Rで焼けば好きなファイルを持ってこれますが、CASIO純正のCD-ROMドライブは
3.5万円ほどと非常に高いです。
- LAN
-
ネットワーク共有もできて、LANでデータ転送するのが一番便利です。
しかし、重大な問題があります。
ファイル転送するためにLANカードを刺すわけですが、それを認識するためにはドライバが
必要です。そのため、ドライバのプログラムを転送しなければなりません。
他にファイル転送をする手段がないと、このドライバを転送できないためにLANが使えません。
卵が先か鶏が先か、という状態になります。
そういう人にお勧めのLNAカードは
ELECOM
の
LD-CDY
です。
ドライバはWindows98に標準装備されているので、カードを刺すだけで認識します。
- 赤外線通信(IrDA)
-
ノートパソコンなら必ずついているのでこれは結構便利です。
しかし、デスクトップマシンではほとんど付いていないので、
実はあまり使う機会がないです。
私はDOS版Mobile Gear用として、既に外付けIrDA(専用コネクタを使うタイプ)を
買っていたので、はじめはIrDAでデータ転送をしていました。
とりあえず、IrDA1.0の1.152MBpsで通信していたのですが、実効速度は
4Kbps程度でした。こんなものなの?
- インターネット(モデム経由)
-
FIVAのM32では56Kモデムが内臓されています。
それを使ってインターネットに繋いで、フリーソフトをダウンしたり、
メーカーのドライバをダウンすることができます。
また、自分のページに適当にバイナリを置くことで、好きなファイルを
転送することも可能です。
- シリアルクロス
-
クロスケーブルで接続してファイル共有をするわけですが、FIVAの場合、
ポートリプリケータがいるので余りお勧めしません。
- モデム直結
-
FIVAのモデム端子とデスクトップ機のモデムを直結します。そして、atx3で
キャリー音を無視し、atdとataで発信、受信をします。
XpressAUDIO Driver
を新しいものに入れ替えると音飛びがましになるらしい。
FIVAにポトリを刺さない状態では、USBしかまともなコネクタがありません。
というわけで、手持ちのUSB機器を繋いで見ました。
マウス
PS/2ポートが標準でないFIVAにとって、一番よく利用されるUSBはなんと言っても
USBマウスでしょう。
やはり、FIVAについているサムパッドは慣れれば使えなくはないですが、
マウスには負けます。
ただ、私は携帯性も考えて、小さめのマウスにしましたが持ちにくく結構使いにくいです。
それに、このマウスは結局、外に持ち歩いたこともありません。
カラープリンタ PM-770C
PM-770C
には標準でUSBポートがあるので早速繋いでみました。
でも、何の変哲も使え、面白くないです :-)
DA-Port USB
DA-Port USB
はUSBスピーカの変形で、USB経由でデジィタル入出力が可能です。
しかし、FIVAにはCPUパワー不足で、音がブチブチ途切れます。
というわけで、使い物になりません。
FIVAのメモリは特殊です。
基本的には普通のSD-RAMなのですが、高さが通常のものより小さくなっています。
そのため、大きすぎて刺さらないメモリもあります。
私が買った MELCO のVS8-S64MP もそうでした。
しかし、刺さらないのは本体カバーの入り口が狭ためなので、
マザーボードを取り出せばなんとか刺さりました。
ただ、PCMCIAのスロットに当たっている状態なのであんまり良くないです。
あと、0.5mmでも長かったら刺さらなかったです。
FDD,CD-ROMのない状態でWindowsの再インストールをしました。
その手順を
インストールページ
に用意しました。
BIOSのアップデートの仕方を簡単にまとめた
BIOSページ
を用意しました。
FIVAに関するメーリングリスト
fiva-ml
があります。興味のある方は入ってみましょう。
FIVA関連ページへのリンクです。
- 1999年7月7日
-
Melcoの64MBメモリを購入。
- 1999年5月25日
-
6GB HDDを購入。
- 1999年5月15日
-
バッテリがリコール
になったのでサービスセンターで交換。
- 1998年12月11日
- ロングバッテリーを予約
- 1998年12月4日
- FIVAを購入
- 1998年11月29日
- LANカードとUSBミニマウスを購入
- 1998年11月21日
- FIVAを予約
- 2001年2月4日
- windowsインストールページの
Linux fdiskやMBMを使ったハイバネ作成方法の追記。
- 1998年7月20日
- BIOSアップデートページを追加。
- 1998年7月7日
- メモリ増設を追加。
- 1998年7月1日
- リンクの追加。
- 1998年6月15日
- windowsインストールページのパーテーション確保の順番を
修正し、ハイバネ領域の確保の仕方について補足を追加しました。
- 1998年6月7日
- windowsインストールページのPARTITIONのスペルミスを修正
- 1998年5月27日
- fiva-mlの紹介を追加
- 1998年5月27日
- windowsインストールページを追加
- 1998年5月26日
- 敗北履歴を追加
- 1999年5月17日
- USB機器とバッテリリコールを追加。
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